福岡といえば屋台グルメ、屋台グルメといえば福岡・・というほど福岡観光のメインとなっている屋台。福岡観光の際には屋台で美味しいものを食べ歩きたいと考えている方も多いでしょう。福岡屋台の中心はやはり天神と中洲エリアにかけてがメインです。このエリアには週末ともなると100軒以上の屋台が軒を連ね、にぎやかな笑い声で溢れています。
今回は福岡市の中でも特に「中洲」と呼ばれるエリアに注目。中洲とは?中洲屋台街の楽しみ方は?おすすめのグルメは?などなど、福岡屋台を初めてでも思い切り楽しむためのノウハウをご紹介します!
中洲とはどのあたり?
福岡最大の繁華街と名高い「中洲」。屋台街としてはもちろん、歓楽街としても知られておりネオンが輝くとても賑やかな場所です。東京の歌舞伎町、札幌のすすきのと並んで日本三大歓楽街に数えられるお酒とグルメ、そして一期一会の出会いが楽しめる大人の街です。
中洲はその名の通り、両サイドを川に挟まれた長さ約1キロ、幅200メートルほどのエリア。那珂川と博多川に挟まれたこの小さなエリアは夜になると福岡一の賑わいを見せる場所です。
中洲へのアクセス
中洲へのアクセスはとっても簡単。博多駅からであれば徒歩で約20分程度。中洲が賑わい始める時間までまだ余裕がある場合や、福岡の街を歩いてみたい方はお散歩がてら歩いていくのもおすすめです。
最も分かりやすく便利なのは地下鉄です。博多駅から姪浜方面行きに乗車し、2駅目の「中洲川端駅」で下車しましょう。3番出口から地上に上がればすぐそこです。
圧巻の光景!屋台!屋台!屋台!
中洲を初めて訪れる方がまず驚かれるのが、その屋台の多さ。写真で目にしたことはあっても、実際に屋台が並んでいる様子は圧巻です。
川沿いを行き交う人のざわめきと、ジュージューと屋台から流れる音楽、楽しそうな話し声と「寄っていきませんかー?」「どうぞー」という屋台の方の声。活気に溢れています。特に週末、人出の多い日は特に屋台の数も増えとても賑やかです。
中洲屋台のルールを守ろう
普通の飲食店とは異なる中洲の屋台。お酒をグルメ、そしておしゃべりを楽しむことに代わりはありませんが、実はちょっとしたルールが存在しています。
大人数は遠慮しよう
まず、屋台はひとつのお店に大体10席以下で作られています。そのため大人数での食事は実は屋台向きではありません。お一人様はもちろん大歓迎!これは一人旅の方は嬉しいですね。屋台の方や、居合わせた方とおしゃべりが始まるケースもよくあります。
大勢で訪れると待ち時間が発生したり、入店ができないことも。多くとも3,4人で行くとスムーズです。
混んで来たら席を詰めよう
狭いスペースでやりくりしている屋台。混雑してきたら席を詰めるか、食事が終わっているのなら早めに席を譲りましょう。立ち飲みはダメ。必ず席に座って食事をするというルールがあります。
端っこは常連席!
飲食店に出かけた時、できれば端っこの席がいい感じる方は多いのではないでしょうか。端っこの席がなんとなく落ち着く、というのも分かります。しかし、屋台では端っこは常連さんのための席の場合が多いのです。
というのも初心者の方に端の席を譲りたくない!という訳ではなく、常連さんは店が混雑してきたら手伝うことがあるのです。スッと立ち上がってお手伝いができる、端っこの席が都合が良いという訳ですね。
ぜひ食べて!中洲でおすすめの屋台
では最後に福岡・中洲エリアでおすすめの屋台をご紹介していきましょう。ここだ!という一軒にシメで訪れるのも良し、メインで何件もはしごするのもおすすめです。
屋台 もり
気さくな店主が営む天ぷらと串焼きの屋台。初めての屋台デビューという方にもおすすめのお店です。大きなショーケースに食材がずらりと並び、大将が手際よく料理を提供してくれます。サクサクの天ぷらも串焼きもおすすめ。明太子の天ぷら、絶品なのでぜひ!
呑龍
福岡といえばとんこつラーメン!ラーメンを提供しているお店はたくさんありますが、呑龍はラーメンが主力の屋台です。昔ながらののれんをくぐると、とんこつラーメンのいい香りが!実はあのご当地即席ラーメン「うまかっちゃん」が目指した味なんですよ。
松ちゃん
焼き魚や串焼きなどの屋台メニューが食べられるのが「松ちゃん」。一皿一皿にしっかりとボリュームがあり、女性ならあっという間にお腹いっぱいに。色んな屋台料理を楽しみたい方にぴったりのお店です。
中洲屋台を楽しもう!
福岡グルメを思い切り満喫できる中洲屋台。一時は存続の危機もありましたが、体験型の観光名所として国内外多くの方が訪れます。屋外で川を眺めながら一杯楽しむ夜も福岡旅行の醍醐味のひとつ。ぜひ中洲へ足を運んでみましょう。
この記事へのコメントはありません。