「100億ドルの夜景」に相応しい、新日本三大夜景の一つ「皿倉山」をトコトンご紹介(北九州市)

目を見張るような風景、美しい景色は心の栄養です。心のために、日々の生活のご褒美に美しい景色を眺めたい!という方におすすめなのが「夜景」です。暗闇の中に光が溢れる様子は癒しの効果も抜群!しかも市街地からのアクセスも悪くないのが特徴です。

日本三大夜景、といえば長崎、札幌、神戸が有名ですが、2015年「日本新三大夜景」に選ばれたのは長崎、札幌、そして北九州でした。神戸を抑えて日本新三大夜景に選ばれた北九州の夜景を鑑賞するおすすめのスポットが「皿倉山」。今回はその皿倉山をとことんご紹介していきましょう。

出典:https://www.gururich-kitaq.com/

北九州市の夜景とは?

北九州市はその名の通り九州の最も北側、本州と一番近い場所に位置しています。九州と本州を繋ぐ玄関口として古くから栄えた場所で、工業地帯としても有名です。

観光都市としても知られていた北九州市ですが、近年力を注いでいたのが夜景です。もともと工場夜景のスポットとしては知られていましたが、もっと多くの人に北九州市の夜景を見てもらおうとプロモーションを行い、市内各地にイルミネーションを設置するなどしてとうとう、日本三大夜景に数えられるようになりました。

このように美しい夜景スポットとしてのプロモーションを行っていた北九州市には、たくさんの夜景スポットがあります。海の近くの「門司港レトロ展望台」や若戸大橋を眺められる「高塔山展望台」、「ノーフォーク公園」などがありますが、その中でも最も代表的なスポットが「皿倉山」です。

「皿倉山」とは?

皿倉山は北九州市のシンボル。標高622メートルの山で、国定公園にも指定されています。この皿倉山の頂上に展望台が設けられており、夜になるとオレンジに光り輝く夜景が見渡せます。この美しい夜景スポットは「恋人の聖地」にも登録されているんですよ。

室内にも展望台があり、中に夜景が見えるカフェもあるため冬の時期でも大丈夫。外に出て夜景を眺めたい方は防寒をしっかりして出かけましょう。空気の澄んでいる冬は夜景を眺めるのにぴったりの季節です。

お昼間は登山を楽しめる爽やかなスポットでもありますが、夜になると雰囲気が一変。夜の帳が降りる頃には静かでロマンチックな雰囲気に包まれます。

皿倉山頂上へのアクセス方法は?

山の山頂で夜景をロマンチックに楽しむには、そこへ辿り着くための手段も重要です。登山を経て、だと達成感はありますがロマンチックさに欠けてしまいますよね。

皿倉山山頂へは車で行くことはできません。皿倉山の麓にある帆柱自然公園立体駐車場に車を停めて、ケーブルカーに乗車しましょう。ケーブルカーの「山麓駅」から「山頂駅」までは約6分ほど。豊かな緑の中を進みます。

山頂駅に到着すると、そこから小型のモノレール「スロープカー」に乗り換えます。全面ガラス張りのスロープカーからは北九州の夜景が!社内の電気もより夜景を楽しめるように薄暗く設定されており、雰囲気抜群です。

出典:https://www.gururich-kitaq.com/

そこにあるのは100億ドルの夜景!

100万ドルの夜景・・・という言葉はきらめく夜景を表現する際によく耳にする言葉ですが、皿倉山の夜景は「100億ドルの夜景」!!220℃に渡る大パノラマは、どこを眺めても絶景です。

暖かく柔らかな光を放つ北九州市街地、遠くは小倉の当たりまでを見渡すことができます。展望台はかなり広いので、いろんな角度から夜景を眺めてみてくださいね

真っ暗になってから展望台へ向かうのも良いですが、おすすめは夕暮れ時から。太陽が傾き空がオレンジに、そして群青色へと変わっていくグラデーションはため息が漏れるほど美しい景色です。

出典:https://www.gururich-kitaq.com/

天空ドームもライトアップ

展望台から夜景を眺めていると必ず目に入るのが、光り輝くドーム。かなり目立っているこちらのドームは、皿倉山が恋人の聖地に登録されたことを記念して作られたその名も「天空ドーム」です。

夜空に浮かび上がるように輝く天空ドームにはハート型のモニュメントが。展望台ほど人も多くなく、カップルで訪れるにはピッタリの場所です。ハート型の南京錠を二人でかける、なんて普段であればちょっと照れくさい体験も天空ドームの中であればロマンチックに思えるから不思議です。

皿倉山で素敵な一日の締めくくりを

旅行の最後に、デートの締めくくりに皿倉山の夜景を見に出かけてみませんか。きらめく夜景に加えてケーブルカー、スロープカーに乗車するという日常とは少し違う体験は素敵な思い出になるはずです。カップルはもちろん、友達や家族との小さな思い出集めにピッタリの皿倉山へ、ぜひ足を運んでみましょう。

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