今回ご紹介するのは福岡県民から長年愛される和菓子・洋菓子店「石村萬盛堂 本店」です。約2年半の歳月を経て須崎町に戻ってきた石村萬盛堂は、博多の新たな観光スポットとしてさっそく注目をあつめています。
石村萬盛堂 本店へのアクセス
石村萬盛堂の本店がありますのは博多区須崎町。地下鉄中洲川端駅から徒歩で約3分、昭和通り沿いにあります。道を挟んだ目の前にはホテルオークラがあり、福岡の人には馴染みのある場所ですね。周辺には中洲の観光スポットも多く、海外や県外からも多くの人でにぎわう場所となっています。
お車でお越しの際は店舗を右折してすぐのところにコインパーキングがありますのでこちらを利用しましょう。台数が少ないですが、満車の場合は次の角を曲がると両側に広めのパーキングがあったりと駐車場は豊富。
まるで美術館!博多の歴史が学べる店内
石村萬盛堂は博多で創業し115周年を迎えた福岡の老舗の和菓子・洋菓子店。約2年半をかけ同じ場所にリニューアルオープンしました。須崎町の街の雰囲気とマッチする木を基調とした空間は和の雰囲気を感じさせつつも現代の新しさも愉しめる、スタイリッシュな建物となっています。
吹き抜けで開放感あふれる店内はまるで美術館!石村萬盛堂115周年の歴史を感じられるような資料や博多にまつわる品が多く飾られており、解説と共に博多の歴史や文化を学ぶことができます。
新設された博多祇園山笠「廻り止めタイム計測所」
本店のあるこの場所は博多祇園山笠のクライマックスである追い山の廻り止めがあり、旧建物では石村萬盛堂の2階の窓からタイムを測っていました。
建物が新しくなった今はガラス張りの吹き抜けのような造りとなっており、今まで2階窓があった場所には追い山の7月15日だけ開く窓と共に「廻り止めタイム計測室」が新設されました。
店内には櫛田神社の神職、宮総代、幸田時計店の計測係のみが登ることができる計測所を見上げることができますよ。より近くで1年中山笠を感じる事が出来るスポットとしてもおすすめです。
無邪気な表情に癒されるマスコットキャラクター
お店の暖簾にも描かれ、店内の至る所に顔を出しているキャラクターは博多の仙厓さんが描いた子供の通称「ぷりちゃん」。無邪気さを象徴する愛らしいマスコットはどこか懐かしく、とっても癒される作品です。
商品のパッケージにも使用されており、店内には仙厓さんの作品が掲示されているのでこちらも注目です!
ホワイトデー発祥の石村萬盛堂
石村萬盛堂はホワイトデー発祥の地としても有名。バレンタインのお返しが無いのは不公平…という思いつきではじまったホワイトデー、昔は「マシュマロデー」として誕生したホワイトデーですが、マシュマロだけでなく幅広いものをお返しとして渡せるようにとマシュマロの白を想起させるホワイトデーに名称を変更したそうです。
店内には昭和の時代を感じさせる当時のポスターが掲示されており、なんだか懐かしい気持ちにさせてくれる空間となっていました。
鶴の子の進化版!?ぷるぷるふわふわの新感覚スイーツ
訪れたら必ず食べてほしいのがこちらの「つるのこのこ」!石村萬盛堂本店でしか食べることができないこちらのスイーツは店内工房で製造したふわふわぷるぷるの新感覚マシュマロスイーツです。
ホイップされた真っ白な中にはカスタードクリームとアイスが入っており、表面のしゅわしゅわ感と混ぜていただくと最高に美味しい…!食感も合わせて愉しむことができますよ。こちらは注文してからつくってもらいます。マシュマロのふわふわは出来たてから30分以内に食べることが推奨されていますので是非店内のイートインスペースで召し上がってくださいね。
合わせていただけるのが博多の老舗「光安青霞園茶舗」のお茶を使用した冷茶。さっぱりとした味わいは甘いつるのこのことの相性も抜群で、木を基調とした店内で和の癒しを感じることができますよ。
今回は新しくリニューアルオープンした須崎町の老舗和菓子・洋菓子店「石村萬盛堂 本店」をご紹介しました!
information
石村萬盛堂 本店
福岡県福岡市博多区須崎町2-1
092-291-1592
9:00~18:00
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