福岡生まれの「あまおう」は、福岡県民だけでなく全国的に知られる高級イチゴです。東京などではあまりお目にかかる事のないあまおうですが、福岡ではあまおうがたくさん食べられるいちご狩り農園や、あまおうをふんだんに使ったスイーツを提供しているお店が豊富!
という事で今回は、福岡生まれの高級イチゴ「あまおう」について詳しくご紹介します。
「あまおう」ってどんな果物?旬はいつ?
あまおうは、福岡県の業試験場で6年もの歳月をかけて開発されたイチゴの品種のひとつです。美味しいイチゴの条件である「あまい」、「まるい」、「おおきい」、「うまい」の4つの頭文字を取ってその名が付けられました。
先のとがった三角形のイチゴとは違い、丸い形をしていて、一般的なイチゴよりも甘みと香りが強いのが特徴です。あまおうは毎年12月頃から旬を迎え5月頃まで食べる事ができますが、最も甘くて美味しいのは「一番果」と呼ばれる、毎年一番はじめに収穫したものなのだとか。
「あまおう」が食べられるいちご狩りスポット
福岡県内には、収穫したてのあまおうが食べられるいちご狩りスポットがたくさんあります。制限時間内で食べ放題となっていて、スーパーや市場よりも安い価格でたくさん食べて持ち帰りが出来るところもあります。たくさんあるいちご狩りスポットの中でもあまおうに特化しているのは以下の2か所です。
秋山園芸(福岡県古賀市)
あまおういちご狩り農園ホワイトベリー(福岡県三潴郡大木町)
他の農園が様々な品種を扱っているのに対して、この2か所はあまおうだけに特化しているので、あまおうだけを贅沢に思い切り食べたい方に特にお勧めです。
特に福岡県古賀市にある「秋山園芸」は、食べ放題の時間が60分間と長く、価格は2,000円と他の農園とさほど変わらないので、ゆっくり吟味しながらいちご狩りを楽しむ事ができます。
一般的にいちご狩りは12月下旬~5月頃の期間限定で一般開放している所が多く、時期によって価格変動があります。やはり一番果が食べられる12月下旬頃が最も高く、旬が終わりに近づくにつれいちご狩りの料金も安くなる傾向にあります。
「あまおう」を使ったスイーツが食べられるカフェ3選
いちご狩り農園は郊外にある場合がほとんどですが、市街地のカフェでもあまおうを使ったスイーツが食べられるカフェがあります。以下であまおうスイーツが食べられるおすすめカフェを3軒ご紹介します。
NOYU LALIBELTE & TARTE
朝倉郡筑紫町にあるタルトのお店。3~5月頃の期間中1日10個限定で提供される「オニモリ博多あまおうタルト」が人気です。直径7㎝程のタルトの高さはなんと24㎝で、1パック分のあまおうを使って作られています。
見た目の迫力がSNSを中心に話題となり、今では福岡県以外のテレビ番組等でも紹介される程の人気ぶり。イチゴに合わせるムースは軽い食感ですので、ボリューム満点ですが意外とペロッと食べられます。限定タルトは前日までの事前予約必須です。
伊都きんぐ
「伊都きんぐ」は、あまおうを使ったスイーツを開発する為に自社ハウス「伊都きんぐ農園」まで作ってしまったという、美味しいイチゴとスイーツに対する情熱が桁外れのお店。そんな「伊都きんぐ」のあまおうスイーツは「どらきんぐ生」というどら焼きです。
旬の時期のみの期間限定商品で、あまおうが1粒丸ごと入っているという贅沢なもの。サッパリしたイチゴとコックリと煮られた餡子、そして特製のモチモチ生地とのコントラストは、イチゴ和菓子の帝王であるイチゴ大福とはまた違った味わいで、相性抜群です。
本店は糸島ですが天神や空港など支店もたくさんあるので、帰り際にお土産として購入するのもおすすめです。
キャンベル・アーリー
フルーツを使ったスイーツならやっぱりパフェが食べたい!という方は、博多駅にある「キャンベル・アーリー」を訪れてみてください。こちらのお店ではあまおうをふんだんに使ったイチゴパフェ「あまおうプリンセスパフェ」が食べられます。
毎年春には「春のあまおう祭り」を開催していて、この時期限定のあまおうスイーツも登場します。フルーツを使ったカフェメニューが得意なお店ですので、あまおう以外のフルーツパフェもおすすめ!
甘くて美味しい日本一の「幸せの味」を福岡県で体感して
今回は福岡生まれの高級イチゴ「あまおう」について、いちご狩りスポットやおすすめカフェなどをいくつかご紹介しました。福岡へ訪れる時期があまおうとの旬とずれてしまっている方は、コンフィやジャムなどの加工品も美味しく食べられて、おみやげにもおすすめです。
福岡を訪れた際は、是非あまおうを食べて幸せな時間を堪能してくださいね。
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