福岡県の八女市にある秘境をご存じでしょうか。その名は日向神峡(ひゅうがみきょう)。まるで中国の山水画のような美しい風景を残した渓谷です。今回は福岡県八女市の矢部川の渓谷である「日向神峡(ひゅうがみきょう)」について、その見どころやベストシーズンなどをご紹介します。
日向神峡ってどんなところ?
日向神峡(ひゅうがみきょう)は、福岡県八女市の矢部川にある渓谷で、八女市街地からは車で40分程の距離に位置しています。まるで中国の山水画のような神秘的な風景が美しく、かつて日向の神々が渓谷の美しさに惹かれて集まってきたという伝説からその名が付けられたようです。
岩々に生える緑色の木々と武骨で大きな岩のコントラストが美しく迫力満点!ここが福岡県内であることを忘れてしまうような秘境感が漂っています。渓谷は約6キロの距離があり、かつては景勝地として観光に訪れる人が多くいました。
現在はただ景勝地として美しい風景を楽しむだけでなくキャンプやカヌーなどのアクティビティを楽しめるスポットが増え、春から秋にかけてのレジャー先としても人気です。
日向神峡の2つの見どころ(蹴洞岩・ハート岩)は必見!
日向神峡で見逃せない2つの見どころは、渓谷にそびえ立つ蹴洞岩(けほぎいわ)と、近年「ハート形に見える」と話題となっているハート岩です。中国の山水画に見えるとされているのは蹴洞岩や正面岩など、渓谷に高くそびえる岩々で、その姿はもう圧巻の一言!
中には「馬が蹴って穴が開いた」と言われている奇岩も目にする事ができ、色々な形の岩を探しながら散策を楽しむのもおすすめです。また、ハート岩の方も「ハート形に見える」と言われているところから始まった奇岩のひとつなのですが、現在では縁結びスポットとしても人気です。
カップルやご夫婦で訪れた場合はこちらのハート岩も必見ですよ。
ベストシーズンは春!日向神は県内有数の桜の名所
日向神ダム(ひゅうがみだむ)には1000本もの数のソメイヨシノがあります。湖の周りにそびえ立つ蹴洞岩や正面岩と桜のコントラストが素晴らしく、県内有数の桜の名所として春は多くの花見客で賑わいます。
桜のシーズンは毎年3月下旬~4月上旬頃。風に舞い湖に散りゆく花びらの様子も儚げで魅力的。時間を忘れてずっと眺めていられるでしょう。秋の紅葉も同じくおすすめですよ!
カヌーやキャンプなどのレクリエーション施設も豊富
ただ景色を楽しむだけでなく様々なアクティビティが出来る施設も日向神峡の魅力のひとつ。アクティビティスポットはグリーンパル日向神峡を拠点として広がっており、キャンプやロッジでの宿泊、カヌー、川魚釣り体験、星空観察など様々なアクティビティが楽しめます。
敷地内はしっかりと整備されていて、スタッフのサポートも充実しているので、小さなお子様連れのご家族や初心者の方でも安心して楽しめるでしょう。中でもおすすめなのは渓谷を進んでいくカヌー体験。神秘的な岩々を眺めながら冒険気分を満喫しましょう!
神秘的な空間で身も心のリフレッシュ
今回は福岡県八女市の矢部川にある渓谷「日向神峡(ひゅうがみきょう)」をご紹介しました。ただ景色を楽しみにトレッキングやドライブなどで訪れるのももちろんおすすめですが、大勢でキャンプや川遊びを楽しみに行くのもとっても楽しそう!
季節ごとにそれぞれ違った風景を見せてくれるので、春から秋にかけてのレジャー先として特におすすめです。美しく神秘的な景色を全身で感じながら、身も心もリフレッシュできる休日を過ごしてはいかがでしょうか。
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