福岡の秋の風物詩でもあるお祭り、放生会(ほうじょうや)。今年は新型コロナウイルスの影響により昨年に引き続き残念ながら中止となっていましたが、来年こそは!と福岡県人の期待が高まっています。
そんな放生会で多く知られる筥崎宮の参道すぐ横に”昼は和カフェ・夜は居酒屋”の「筥崎鳩太郎商店(きゅうたろうしょうてん)」があります。参拝帰りに立ち寄り、ゆったりとした時間を過ごすことができる素敵なお店となっていますよ♪さっそくご紹介します!
筥崎鳩太郎商店へのアクセス
「筥崎鳩太郎商店」がありますのは福岡市東区箱崎。地下鉄筥崎宮前1番出口を出て筥崎宮に向かってまっすぐ進み、入り口前のつきあたりを右に曲がったところにあります。
お車でお越しの場合はお店の数件隣にDパーキングというコインパーキングがあります。こちらの駐車サービスコインをもらえますのでお車での来店も安心ですね!
長屋をリノベーションした風情溢れる店内
長屋造りの筥崎鳩太郎商店は築40年の病院を改築したという風情の溢れる建物となっています。2016年にオープンしたお店ながら、昭和にタイムスリップしたかのような懐かしさを感じられる空間ですよ。
お昼は和カフェ・夜は創作料理居酒屋と2つの顔をもつお店となっています。今回お邪魔したのは午後11:30ごろでしたのでカフェの時間。オープンしたすぐから沢山のお客さんで賑わっていました。座席は全部で120席ほど。
2階には最大24名が利用できる空間があり、貸し切りでの利用も可能との事です。
小上がりの席も風情があってとっても居心地の良い雰囲気。
入口のスペースには鳩のロゴ入りグッズが多数販売されていました。筥崎宮参拝のお土産としてもよさそうですね。
筥崎にまつわるメニューが満載!
筥崎鳩太郎商店は筥崎宮を目の前に臨む立地な事もあり、箱崎の歴史を象ったメニューや食材を多く使用しています。
こちらは「てつはう餅(2本)と奥八女の抹茶セット(690円)」。てつはうとは”鉄砲”の事。筥崎宮には蒙古襲来を退けたという伝承が残っており、元軍が使用した鉄砲に見立てたお菓子として誕生したのがこちらの「てつはう餅」だそうです。
ちなみに読み方は”てっぽう”とは言い換えず、そのまま”てつはう餅”と言うそう。鉄砲の黒を見立てた求肥の色合いは竹炭で表現され、中にはクルミと筥崎宮の代名詞ともいえる生姜が練り込んであります。
もっちりとした求肥は上品な甘さで、クルミの食感と少しピリッとくる生姜の風味がたまらなく美味しい!奥八女抹茶は味に深みがあり、甘いお餅との相性も抜群です。
セットとなっている抹茶は自家製のジンジャエールや自家製のレモネードなど、その他のドリンクに変更する事もできますよ。
こちらは「鳩太郎パフェ(830円)」。柚子と紅茶の2種類のゼリーに合わせて柚子とバニラのアイスが爽やかな夏らしいパフェです。添えられた紅茶のシロップをお好みでかけていただきます。
季節によってメニューが変わるので、何度訪れても愉しめますね。(こちらは2021年9月現在のメニューとなります)
テイクアウトメニューも充実!
鳩太郎商店ではテイクアウトもあり、人気メニューの「ポルチーニおでん」の入ったお弁当や一品料理まで充実していますのでおうち時間にもおすすめですよ♪今回ご紹介した「てつはう餅」も一本からお持ち帰りできます。
筥崎宮で参拝の後は、風情溢れる「筥崎鳩太郎商店」でゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか?
information
筥崎鳩太郎商店(はこざき きゅうたろうしょうてん)
福岡県福岡市東区箱崎1-44-20
(地下鉄箱崎線「筥崎宮前駅」1番出口より徒歩3分)
092-292-9669
茶房 11:30~17:00
酒房 17:30~22:30(日-木)、17:30~23:30(金土祝前)
※情勢により営業時間に変動がある場合がございます
定休日:月曜日
カード:クレジットカード、キャッシュレス決済可
駐車場:2軒隣のはこざき写真館さん横の駐車場のサービスコイン有
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