福岡県のご当地料理と言えば、外せないのがとんこつラーメン。極細麺とコッテリのとんこつスープのハーモニーは、癖になる美味しさですよね。「一蘭」は、国内外に50を超える店舗を展開する、福岡の豚骨ラーメンを代表する超人気店です。
福岡県糸島市には、そんな一蘭の全店舗を支える製造拠点と、博物館がセットになった「一蘭の森」という施設があります。今回はこの「一蘭の森」を徹底解説していきましょう。
一蘭の森ってどこにあるの?
一蘭の森は福岡県糸島市に位置しています。エントランスの両脇は竹林になっていて、ネイチャー系テーマパークか何かだろうか?と少し戸惑ってしまうのですが、竹林を進んで行った先に、製造工場と博物館が併設された一蘭の森の建屋がお目見えします。
福岡市からは車で約40分、JR博多駅からは電車と車を乗り継いで約1時間程度の場所と、車があれば比較的アクセスしやすい距離感ですので、休日のお出かけ先としても気軽にアクセスしやすいでしょう。
「知る」「感じる」「食べる」の3つのテーマに沿った展示をまわろう!
一蘭の森は「知る」「感じる」「食べる」の3つのテーマに沿ったエリアに分けられています。テーマごとに詳しくご紹介していきますね。
一蘭を「知る」とんこつラーメン博物館で知る、一蘭の歴史
まずは「知る」ゾーンであるとんこつラーメン博物館で、とんこつラーメンと一蘭の歴史をお勉強しましょう。このゾーンではとんこつラーメンの発祥や作り方について、そして日本全国のご当地ラーメンに関することなど一蘭だけではなくラーメン全体の歴史などを知る事ができます。
更に、一蘭のラーメンに対するこだわりや情熱、企業努力なども展示として紹介されていて、展示を見終わった頃にはすっかり一蘭の虜になっている事でしょう。
一蘭を「感じる」工場見学を通して感じる一蘭のこだわり
日本だけでも50を超える店舗を構える一蘭ですが、その製造拠点は一蘭の森だけ。「感じる」ゾーンでは、そんな日本と世界の一蘭を支える製造現場の一部を見学できます。
といっても一蘭のスープ、麺や秘伝ダレは社内でも4名の職人さんしかその配合を知らないという超社外秘。ですので、見学できるのは製麺と検査工程のみとなります。
少ししか見られませんが、コンベアを流れていく麺の様子や、作業員さんたちの慣れた手つきでの検査工程などは、工場見学好きにはたまらないワクワク感があるでしょう。
一蘭を「食べる」ここでしか味わえない出来立て生麺を実食!
最後はお待ちかねの「食べる」ゾーンです。「食べる」ゾーンはお食事処とお土産店の2つに分かれており、お食事処ではもちろん一蘭のラーメンを味わうことができます。
お食事処は一蘭がまだ中洲の屋台だった時代をモチーフにした内装となっており、昭和10年代、20年代、30年代の3つのテーマから好きな部屋を選ぶことができます。
全国に50店舗ある一蘭では熟成させた生麺が使用されていて、それももちろん美味しいのですが、工場併設の一蘭の森でしか味わえない出来立ての生麺はいつもの一蘭とはまた違った食感や味わいがあります。
ココでしか食べられない限定の味は店内飲食、お土産ともに必ずチェックしておきたい一品です!
一蘭を知り尽くし、一蘭を食べ尽くせる一蘭の森はお腹も心もいっぱいになる場所!
今回は福岡県糸島市にある一蘭の森をご紹介しました。福岡のご当地料理であるとんこつラーメンの歴史や、一蘭について多くの事を知り、最後には限定ラーメンを食べて、お腹も心もいっぱいになること間違いなしです。
帰るころにはきっともっと一蘭の事が好きになっている事でしょう。全国的にも有名なラーメン店ですので、県外から訪れた方のアテンド先としてもおすすめの施設ですので、とんこつラーメン好きの方は一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
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