福岡市早良区にあります紅葉八幡宮。その名の通り紅葉の名所でもあるこの神社はとある事で全国的に話題となっています。黒田藩主の守護神として敬われる紅葉八幡宮は、現在は主に安産、子守り、厄除けにご利益があると言われています。
今回は、そんな早良区の小高い紅葉山に鎮座する紅葉八幡宮をご紹介します!
紅葉八幡宮へのアクセス
紅葉八幡宮は地下鉄「藤崎駅」4番出口から徒歩7分ほど。高取商店街を進み2つめの角、高級食パン専門店「嵜本」をすぎた角を右に曲がりまっすぐ進むと見えてきます。以前こちらでも紹介しましたパン屋「紺青」のすぐ近くにありますので、参拝の後にはこちらに立ち寄るのもおすすめですよ。
散策を含めてご参拝の場合は大鳥居の隣の駐車場を利用するとよさそうです。駐車場は本殿の隣にもあり、階段の上り下りが不要なので年配の方と参拝される際はそちらが便利です。
県内最大級の大型石鳥居
大鳥居は寛文6年に三代目藩主光之侯より奉納された鳥居を再建されたもの。約7.5mの鳥居は県内最大級の大型石鳥居として有名です。大鳥居をくぐり石段を登ると、様々な草木がお出迎え。春には桜を愉しむことができますよ。
利生の水
手水舎の隣には「利生の水」があります。こちらは藩主が訪れた際に急な腹痛に悩まされ、山伏に祈祷を受けて井戸の水を飲むと腹痛が治まったと伝えられているそうです。(看板より)
秋じゃなくても紅葉が?オシャレな絵馬にも注目
筆者が訪れた際は6月の初旬。この時期には残念ながら紅葉は見られませんが、さすが紅葉八幡宮!本殿のすぐ隣には紅葉をかたどった絵馬が奉納されています。
こちらは神社に植わっているもみじの葉と同じ大きさでつくられているという、紅葉八幡宮限定のもの。手のひらよりも少し小さめのかわいらしい絵馬で、願い事を書いて奉納することはもちろんのこと縁起物として家に飾るのもよさそうですね。
こちらは紅葉をかたどった陶器製の「もみじおみくじ」です。職人によるてづくりとなっており、裏の赤い紐を引っ張るとおみくじが出てきます。
色は赤と緑の2色となっており、こちらもおみくじを結んだあとは家に持ち帰って2色並べて飾るとおしゃれですね。
「子宝石」。安産祈願の際はこちらの石を預かり、無事に出産を終えた際には生まれたお子様の名前を書いた新しい石を奉納します。
その隣にありますのが「歯固めの石」。一生食べ物に困りませんように、との願いを込めて行われる赤ちゃんのお食い初めで用いられます。歯固め石をひとつ持ち帰ってきれいに洗い使用し、儀式を終えた後にはもとの台座へと戻します。
紅葉八幡宮:https://momijihachimangu.or.jp/
飛び出す御朱印!?一風変わった最新の御朱印
紅葉八幡宮は平成28年、遷座350年を記念して、全国で初めてARを使った御朱印アプリを取り入れました。今やスマホ御朱印帳がリリースされたりと徐々に時代の流れとともに御朱印のありかたも変わってきていますが、そんな最新技術を真っ先に導入したのがこの紅葉八幡宮なのです。
紅葉八幡宮:https://momijihachimangu.or.jp/
紅葉八幡宮で御朱印をいただいたあと、専用の御朱印ARアプリをダウンロードしてスマートフォンのカメラをかざします。すると御朱印部分が金色に光り、紅葉とともに宮司さんが出てきます。その後、紅葉八幡宮にまつわる神様が次々と登場し、神様の説明や由来などを学ぶことができるようになっています。なんともハイテク…!
参拝に足を運べない方も、紅葉八幡宮の公式サイトから御朱印を読み込むことができますので試してみてくださいね。
御朱印ARアプリ:https://momijihachimangu.or.jp/goshuinar/
今回は福岡市早良区にあります「紅葉八幡宮」をご紹介しました。春には桜、秋には紅葉が愉しめる紅葉八幡宮は最新技術とオシャレな絵馬やお守りとしてもフォトジェニックなパワースポットとなっています。
是非訪れてみてはいかがでしょうか?
information
紅葉八幡宮
住所:福岡県福岡市早良区高取1-26-55
Tel:092-821-2049
公式サイト:https://momijihachimangu.or.jp/
公式アプリ:https://momijihachimangu.or.jp/apri/
この記事へのコメントはありません。