2020年12月10日、博多駅筑紫口から徒歩1分の場所に九州1号店となる大衆寿司居酒屋「鮨・酒・肴　杉玉」がオープンしました。
「鮨・酒・肴　杉玉」は回転寿司でおなじみのスシローグループが手掛ける大衆寿司居酒屋で、関西･関東を中心に28店舗を展開しています。(2020年12月現在)

スシローグループの仕入れ力や商品開発力を活かして、見た目や味はもちろんの事ほとんどの商品が299円(税別)という破格値で提供される、リーズナブルにいいものを愉しめるお店となっています。

店へと続く長い階段の壁には豪快な絵が描かれており、リーズナブルな価格を売りにしているお店とは思えないほど上品で洗練された空間が広がっています。

筆者が訪れた際はオープン初日の12:30、ランチタイム真っ只中でお店はオープンを待ちわびたお客さんで賑わっていました！入口では検温にアルコール消毒と新型コロナウイルス対策もしっかりとされていましたので、安心してお店に入る事ができましたよ。

店内にはお店の名前にもあります「杉玉」が沢山！杉玉はスギの葉を集めボール状にした造形物。日本酒の酒屋などに吊るす事により、新酒が出来たことを知らせる意味が込められています。

杉玉はまたの名を「酒林(さかばやし)」とも言い、お酒と深く関わりのあるものだという事が伺えますね。由来は奈良県のお酒の神様を祭る狼神社(おおみやじんじゃ)がはじまりと言われおり、酒造安全祈願の思いが込められています。

このお店では酒の神様へ捧げる感謝の気持ちおを込めてたくさんの杉玉が飾られているそうですよ。その名にふさわしく、全国各地から厳選した日本酒が多く取り揃えられておりますので、お酒好きの方にも是非おすすめしたいお店です。

こちらはランチメニュー。目玉はどんぶりの上の船にお刺身が豪快に盛られた、見た目にも鮮やかな「舟盛り丼」(990円)。ごはんと別に盛られていますので、上に乗せて海鮮丼として、刺身定食として、と好みに合わせて堪能することができますよ。

残念ながら筆者が訪れた際には売り切れとなっていましたので、舟盛り丼を目当てに来店される方はオープンと同時を狙って行かれることをおすすめします。

今回注文したのは「天ぷら・寿司定食(並)」(1,090円)。マグロやエビ、サーモンなど8貫に天ぷらと赤だしがセットになっています。
シャリには黒酢やバルサミコ酢が使用されており、ほんのり色が付いて見た目にも上品。

バルサミコ酢入りのシャリは初めて食べましたが、肉厚なネタとシャリがマッチしてとっても美味しかったです。お酒にも合いそうですね！

常備してあるお醤油は合わせ醤油とヤマサのだししょうゆの2種類。

醤油皿には「ひかえめ」「ふつう」「ばしゃばしゃ」との表記があり、醤油の量の目安となってくれます。ちょっとした配慮やユニークさにもこだわりを感じられますね。

テーブル席の奥には滝が流れる壁があり、水音を感じながらゆったりとした時間を過ごすことができました。店内はカウンター席をはじめテーブル席、掘りごたつ式の座敷席があり、広々とした店内はお子様連れでも安心して利用できる雰囲気。

ご友人やおひとりでも愉しめる空間となっていますのでシーンに合わせて利用したいですね。ディナーでは1日10貫限定の「雲丹（うに）といくらのこぼれ軍艦」やキャビア缶に入って提供される「キャビア寿司」など、高級な素材を使用した贅沢なお寿司が299円(税別)で愉しめます。

その中でもSNS映えにももってこいな「杉玉ポテトサラダ」(299円+税)はポテトサラダを杉玉に見立てて球体の容器に入っている珍しい注目メニュー。サラダの中にはガリが入っていたりと、お寿司屋さんならではのこだわりも詰まっていますよ。

コスパ抜群！雰囲気良し！九州初上陸の大衆寿司居酒屋「鮨・酒・肴　杉玉」に是非足を運んでみてくださいね。

アクセス：福岡県福岡市博多区博多駅中央街6‐11　内田ビルB1
電話番号：050-5869-8459
営業時間：ランチ11:30～14:00/ディナー17:00～24:00

Tyfor

福岡市在住。アクセサリーデザイナーの経歴を持ち、日本茶･野球･電車系アーティストをこよなく愛するウェブライターです。
生まれも育ちも福岡の私が、福岡のおいしいお店やおすすめスポット、NEWオープンのショップ情報などをご紹介していきます！