ここ最近、心と身体の健康維持や病気の予防を目的とする森林セラピーが話題で、そのセラピーの開催地となる「森林セラピー基地」は日本全国に60か所程あります。
今回ご紹介する篠栗九大の森(ささぐりきゅうだいのもり)も森林セラピー基地として認定された森のひとつ。
まるでジブリ映画の世界に飛び込んだかのような幻想的な森の様子は、ただ歩いているだけでも癒される事間違いなしです。今回は話題の森林セラピー基地に認定された「篠栗九大の森」について詳しくご紹介していきます。
「森林セラピー」ってなに?
森林セラピーとは、森林浴を楽しみながら心と身体の健康維持や病気の予防を行うものです。ただ森の中を歩くだけではなく、リラックス効果を高める呼吸法をおこなったり、
森の中でヨガやアロマテラピーなどのリラクゼーションプログラムを実施したり、森の中の温泉を満喫したり、郷土料理を楽しむなど、心にも身体にも優しいプログラムを森の中で行います。
森によっては医師と連携して健康相談を行う場所もあるようです。この様なプログラムを実施しているのは、今回ご紹介する篠栗九大の森を始めとする「森林セラピー基地」に認定された森です。
「篠栗九大の森」は森林セラピー基地に認定された話題の癒しスポット!
篠栗九大の森(ささぐりきゅうだいのもり)は、福岡県糟屋郡篠栗町にある森で、福岡市から車で約30分の場所に位置しています。市街地からアクセスしやすい立地にも関わらず都会の喧騒を忘れてしまう程静かで美しい森の様子は、心が洗われるような美しさがあります。
その美しさはSNSを中心に若い世代にも広く知られ、ジブリ映画の一コマに出てきそうな写真が撮れる事から写真好きや旅行好きの間でも話題にもなっています。この森の敷地内には約50種類の常緑広葉樹と、40種類の落葉広葉樹が生息しています。
敷地内の蒲田池をぐるりと囲むようにウォーキングコースが設けられていて、普段目にする事ができない珍しい植物も観察する事ができますよ。
一番の見どころ「水辺の森」は必見!
篠栗九大の森の一番の見どころはジブリの映画のワンシーンのような光景が見られる「水辺の森」です。水辺にたくさんの杉の木が立ち並んでいるその光景は、幻想的でウットリ。時間を忘れて眺めていられる事でしょう。
この「水辺の森」ですが、実は一年中同じような景色を見られるわけではなく、水位の上昇している時期が最も美しいと言われています。また、水位に関しても人為的に調整する事は不可能なのだとか。
ベストシーズンは春先から梅雨明け前後の雨の多い季節ですが、夏や秋でも全く見られないという訳ではありません。そして、森林に囲まれているため夏は涼しく、秋には美しい紅葉を見る事ができます。
紅葉に染まる水辺も大変美しく、思わずため息が出てしまう程ですよ。
静かな森で過ごす癒しの休日を満喫しよう
今回は篠栗九大の森(ささぐりきゅうだいのもり)をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。篠栗九大の森は、1周1時間程度のウォーキングコースがあり、普段散歩やウォーキングをしていない人でも容易に歩けるようなコースになっています。
また、森の案内人というツアーガイドがいるので、事前に予約をしてガイドさんの案内を聞きながら森林セラピーを受けるのも良いですよね。
「森林セラピー基地」と言われると、癒し目的じゃないと逆に行きづらいなと思う方もいるかもしれませんが、「水辺の森で写真を撮りたいな」などという気軽な気持ちで訪れたってもちろん大丈夫です!
次の週末は篠栗九大の森で心も身体もリフレッシュして過ごしてみてはいかがでしょうか。
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