今やスーパーやコンビニでもよく見かけるわらび餅。気軽に食べられるリーズナブルなおやつでお子様にも大人気ですよね。そんなわらび餅、福岡の街では今でも懐かしい自転車引き移動販売のお店があるんです。今回はそんなわらび餅の流し屋台「博多一番太鼓」さんをご紹介します!
令和の時代に感じる昭和レトロな流し屋台
チリンチリン…と今の時代にはなかなか聞く事のない、昔懐かしい音を響かせて走る流し屋台。自転車で引いた屋台は昭和世代を一気にタイムスリップさせてくれるような光景ですね。
博多一番太鼓は1947年11月創業。裕福な子でなくても気軽にお菓子を楽しんでほしいとの思いから桃太郎のきびだんごの販売として始まりました。その3年後、夏に冷たく美味しいお菓子を、との事でわらび餅が誕生しました。
現在は3代目で約73年の間[食品事故が無い・車両事故が無い・お客様トラブルが無い]と安心安全の営業をされています。
完全無添加のわらび餅
博多わらび餅のこだわりは、その日の気温や湿度によって粉・水の分量を変える事によって透き通る味わいや弾力が生まれます。安心安全の完全無添加となっていますので、子供からご年配の方まで気軽に楽しめるのが嬉しいポイントですね。
わらび餅にまぶすきな粉も博多一番太鼓独自の味付けにこだわり、きな粉や調味料の配分も絶妙で美味しく仕上がっています。
博多一番太鼓のわらび餅は通常のパック販売のほか、上下のもなかに挟んだ「モナカ(100円)」があります。
モナカでの販売に至ったのは、子供達に提供する際にパックのゴミが出ることに悩んだ末、容器まで美味しく食べられるようにと考えられました。パリッとしたモナカの中のもちもちのわらび餅は、食感の違いも愉しめてなおかつ環境にも優しい…細部までのこだわりが73年の歴史を感じさせますね。
博多一番太鼓のメニュー
もなか 100円
パック(小)200円
パック(中)350円
パック(大)550円
もなかはその場できな粉とまぶし、上かからもなかを重ねてもらえます。パック販売の場合は別途で袋にきな粉を入れてくれるので、食べる時に自分できな粉をかけていただく形となります。
串を使わずに食べる事が出来るもなかは片手で食べられるので、すぐに食べる方はもなかがおすすめです!パリパリの最中もとっても美味しいですよ♪
筆者が訪れた際は平日の14:00ごろ。福岡市役所の前に屋台を出されていました。この時間帯はビジネスマンや主婦の方が多く、屋台を見るやいなや惹きつけられるように沢山の人が集まってきていました。
循環エリアはTwitterでチェック
屋台は2台あり、福岡市内を巡回しています。博多駅前から千代町周辺、舞鶴交差点→天神周辺、中洲・呉服町周辺など福岡の主要エリアを中心に、大橋駅や板付団地など様々な場所を廻られるそうです。
営業日や屋台がまわる場所はその日や季節によって異なるのですが、Twitter(@HakataTaiko)で毎日場所や時間が確認できるので頻繁にチェックしてみてくださいね。
また、屋台だけではなく福岡市南区長住には実店舗もありますので、お近くの方はこちらへも足を運ばれてみてはいかがでしょうか。
天神ビッグバンで未来に向けて羽ばたく福岡。新しく移り変わる福岡で、昔から変わらない人情溢れる流し屋台「博多一番太鼓」のわらび餅…いつまでも福岡にあり続けてほしいと願います。
アクセス
博多一番太鼓
□屋台1号車
Tel:080-5205-2629
□屋台2号車
Tel:090-8355-2805
Twitter:@HakataTaiko
※屋台の営業・巡回場所は日々Twitterにて更新されます。
□長住店舗
福岡県福岡市南区長住2-22-10
Tel:092-542-0766
営業時間 10:00~19:00
定休日 4~10月:月曜・11~3月:月月曜と火曜
※新型コロナウイルスの関係により営業日・営業時間が記載と異なる場合があります
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