美味しいパン屋さんの情報を耳にすると、居ても立っても居られず休日に現地に買いに行くほどのパン好きな私。「お茶処の八女に美味しいパン屋さんがある」という情報を聞いて、早速現地に向かいました。
九州自動車道の八女インターを降りて、車で約5分。狭い路地を車で進んでいくと、「田の香」という看板がある可愛いパン屋さんを発見しました。
早速、店内に足を踏み入れると・・。そこには甘い香りとたくさんのパンが並んでいました。
2020年の11月にオープンしたばかりの「田の香」は、娘さんの藤田さんとお母様のお二人でお店を始められたそうです。
パン職人の藤田さんは、2年間ほかのパン屋でアルバイトをしながら「いつか自分も地元でおいしいパン屋を始めたい」という夢を抱くようになったということです。
お店で使用している「お米の酵母」からインスピレーションを受けて「田の香」という名前にされたそう。確かに、名前を聞くだけで稲穂やお米のイメージが湧いてくるような素敵な名前ですね。
こちらのパンはイースト菌を使わずに、自家製酵母を発酵させて作られています。
自家製酵母がゆっくりと発酵することによって、小麦の甘みや酸味が引き出される独特の製法なのだそう。こちらのパンの多くは、炊いたご飯と米麹から酵母を培養した「お米の酵母」が使用されているそうですが、食パンとフランスパンを食べた時にうっすらとお酒のような香りがしたのは「お米の酵母」によるものだったのですね!納得です。
私が買いに行った時間は朝の9時前でしたが、すでにたくさんのパンが並んでいました。種類が多いので、どれを買おうかと見ているだけで幸せになれます。
こちらはちょっと小さめの山食パン。もちもちした食感で、ちょっぴり酸味が感じられる味わいです。なんと、耳もふわふわして柔らかい。パンの耳が苦手と言われる方にもぜひおすすめしたい、山食パンです。
こちらは、ミルクチョコフランス。ハード系が好きな私でも、初めてのハードさではないかと思えるくらい純粋なハード系。びっしりと練乳バターが詰まっていて、長めの板チョコも挟まれたパン。心も胃袋も満たされる、食べ応えありの商品でした。
これは、大きなソーセージのパン。ソーセージだけでお腹いっぱいになりそうな、食べ応えのあるサイズ感です。実際に、男性からの支持が高く大人気だそうです。新鮮でシャキシャキの野菜もサンドされているので、栄養バランスも良くおすすめです。
美味しそうなパンがたくさんあって、どれを買おうかと悩みながらも、バタール・明太フランスなど6種類のパンを購入。
午後には美味しいクロワッサンが焼けるそうで、クロワッサンをお目当てに来店されるお客さんも多いそうです。
クロワッサンに使用されているバターは、オーム乳業の発酵バター。「外はサクサク、中はしっとり」と大評判だそうです。時間帯や曜日によって店頭に並ぶパンの種類が変わるそうなので、「今は何のパンが並んでいるかな」とワクワクしながら行くのもいいかもしれませんね。
アクセス
酵母工房 田の香
834-0061
福岡県八女市今福1058-4
電話:0943-24-2576
営業時間:8時~19時(パンが無くなり次第終了)
店休日:毎週月曜・日曜
※付近の道路がやや狭くて分かりづらい場合は、赤い旗を目印に進んでください。
それでも分からない場合は、直接お店にお問い合わせください。
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