今やSNS映えエリアとしても全国的に有名となった糸島。海沿いのカフェや浜辺には多くの映えスポットがあり、いつも多くの若者や観光客でにぎわっています。そんな海沿いを西へと向かった先の、糸島市志摩芥屋にあります製塩所「工房とったん」では、塩をかけて食べるプリン「花塩プリン」が絶大な人気を集めています。
景色もよくレトロな雰囲気はSNS映えにもぴったり!今回はそんな製塩所「工房とったん」をご紹介します。
海沿いカフェが立ち並ぶ二見ヶ浦エリアから西に15分ほど進んだ先にありますこちらの「工房とったん」。ナビに入れると1km手前あたりから「この先狭い道となりますので気を付けて走行してください」のアナウンスがあります。
THE田舎道!といった感じの場所にありますので、訪れる際はお車で行かれることをおすすめします。
製塩所の手前300mの所に無料の専用駐車場があり、そこからは徒歩で向かいます。牡蠣小屋繁忙期の11~3月の土日祝日には渋滞が出来るほど込み合うこともありますので、余裕をもっておでかけくださいね。
左手には澄んだ海を眺める事ができ、晴れの日にはとっても気持ちのいい散歩道となっていますよ。
またいちの塩は玄界灘の内海と外海がぶつかり合う場所でつくられています。精製塩は電気分解の際にミネラルが取り除かれ成分のほとんどが塩化ナトリウムになります。
この塩化ナトリウム=塩分と言われるもので、塩化ナトリウムがほぼ100%の精製塩は塩分の取りすぎが気になってしまいますよね。
またいちの塩はミネラルが多く含まれている海水から時間をかけて塩を取りだすことによって塩化ナトリウム含有率は約33~34%。旨味を感じられるミネラル分が残っています。
その為、またいちの塩は精製塩に比べて塩分摂取量が3分の1程度となりますので、普段塩分を控えられている方にも安心してお使いいただけるお塩となっています。
にがりを若干残した状態のお塩なので少々しっとりとした質感となっていて、塩おにぎりをはじめ、お肉やお魚、炒め物など様々なお料理に普段使いできるのが嬉しいですね。
現在敷地内での飲食が禁止となっており、持ち帰りのみの販売となっています。
大人気のプリンは
カラメルソースに塩がかかったプレーン(400円)
数量限定の焦がしキャラメル(450円)
生チョコをあしらったチョコ(500円)
の3種類が販売されていました。
そのほかにもドリンクメニューやホットドッグやカツサンドなどの軽食も充実していましたよ!
糸島産の卵や牛乳を使用した花塩プリンはバニラビーンズで風味づけした、柔らかい口当たりが特徴のプリンです。別添えのお塩をかけていただくのですが、まずはそのままひとくち味わいその後にお塩をかけて。最後に全部をかき混ぜながら、と3段階の味を愉しむことができます。
ほどよい甘さのプリンに食感のあるお塩を合わせると、相乗効果でより甘みや旨味が引き立ちます。筆者は今まで食べたプリンの中でダントツで1位と感じるほど虜となりました。保存料を使用していないので賞味期限は短め。訪れた日は1週間後ほどでした。
花塩プリンの他にもお塩や塩を使った商品が多く販売されています。
贈り物としておすすめなのが画像右手の「ちゃぶ台」(2,700円)。
花塩に山桜で燻製した スモーク塩
スタンダードな素材のおいしさを活かす 焚き塩
細かい花塩とイタリア産のオーガニックハーブを合わせた 「香」の3種類がセットとなっています。
試験管のような容器に入ったちゃぶ台は「そのままちゃぶ台の上に置けるように」と台座までセットとなって販売されています。インテリアとしてもオシャレで、来客の際にも重宝しそうですね。
てづくり感のあるレトロな外観も魅力的!糸島に訪れる際は時間に余裕をもって是非またいちの塩 製塩所「工房とったん」に足を運んでみてくださいね。
アクセス:福岡県糸島市志摩芥屋3757
電話番号:092-330-8732
営業時間: 10:00~17:00
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