福岡の冬の名物といえばそう、牡蠣小屋!糸島には大きく分けて6つのエリアに計30軒ちかくの牡蠣小屋があり、毎年10月下旬ごろに一斉にオープンします。
漁港の近くに位置することが多く、とれたての新鮮で芳醇、身の大きな牡蠣がリーズナブルなお値段で愉しめるのが魅力的。今回は数ある牡蠣小屋の中から、8軒の牡蠣小屋が密集する船越エリアの中から2軒ご紹介します!
船越漁港は糸島半島の西側の船越湾にあります。釣りスポットとしても人気な場所で、アジやメバル等が釣れますよ!ビニールハウスのような店構えがズラリと並んでおり、特に土日はお昼頃になると駐車場が満車になってしまうほどの大盛況です。
糸島漁協の牡蠣小屋のおすすめポイントはなんといっても「ごはんや飲み物、調味料の持ち込みが可能」というところ。さらに持ち込み料金も発生しないんです!中には肉以外の持ち込みが可能な牡蠣小屋もありますが、基本的に船越の牡蠣小屋では焼き物の持ち込みはNGのようです。
クーラーボックスにビールやジュース、調味料などを入れて持って行かれると良さそうですね◎
今回筆者が訪れた1軒目は「ケンちゃんかき」。2013年にオープンしたお店で、オーナー自ら早朝に船を出して漁をし、その日に捕れたものを提供していることもあり毎日新鮮な魚介類を味わうことができますよ。
座席数は30席で収容人数はおよそ180人ほどで、広々とした空間で牡蠣を堪能することができます。店内にはキッズスペースも設けられておりますので、お子様が飽きてしまった時などに利用されてもよさそうでした。
事前の予約で最寄りの駅までの送迎も行っているそうですので、団体で来店の際は問い合わせてみてくださいね。
入口横ではお店おすすめの一夜干しが勢いよく廻っています。一昼夜時間をかけて干されたイカはお土産としてもおすすめですよ!
今回はこんな調味料を持参しました。しょうゆとポン酢は常備されていますので手ぶらでも愉しめますが、いろんなバリエーションを愉しめるのも牡蠣小屋の醍醐味!お好きな調味料を持参されることをおすすめします。
ぷりっぷりの大きな実が詰まった牡蠣の他にもサザエやホタテなどもビッグサイズ!焼き過ぎると小さくなってしまうので、良い焼き具合でどんどん食べましょう!
カキフライ(500円) 焼きものの他にもカキフライや牡蠣の味噌汁、かき飯など様々なアラカルト料理も準備されていますので、お子様でも充分に愉しめますよ!
アクセス:福岡県糸島市志摩船越415-17
電話番号:092-328-1138
定休日:元旦
営業時間: 10:00~17:00
続いてはケンちゃんかきのお隣「かきハウスもっくん」。タネから仕入れて一から丁寧に育てられた地産地消で、旨味のあるぷりぷりの牡蠣を堪能することができます。牡蠣だけでなく、さざえやホタテ、うちわ海老などの海鮮も豊富に取り揃えられていますよ。
座席数は40席で収容人数は最大200人ほど。クリアのパーテーションで仕切られていて開放感もあり、しっかりとソーシャルディスタンスが保たれているのも好印象でした!
「かきハウスもっくん」の特徴はLINEからの注文が可能なところ。テーブルにあるQRを読み込んでLINEでお友達登録をし、LINEの画面上から商品を注文する事ができます。
店員さんとの接触が最低限で済む事でコロナ対策が取られており、清算の際はLINE上に明細も残るのでとても便利でした!
平日先着30名にかき飯(小)のサービスがありました。お子様にはお菓子のサービスもあるとのことで、家族連れでの来店もおすすめですよ。
牡蠣とサザエは一皿1,000円。大きさにもよりますが牡蠣は10~12個、サザエは4~6個ほど入っています。
筆者のおすすめはバターと醤油にパセリと唐辛子。他にもオリーブオイルやバジル、レモンをかけて洋風に愉しんだりと様々なカスタマイズで堪能できますよ!
焼き方もしっかりと説明書きがありますので、はじめて訪れた方も安心してお食事を愉しめますね。
アクセス:福岡県糸島市志摩船越415
電話番号:092-328-1773
定休日:不定休
営業時間: 10:00~17:00
JR前原駅からかなり離れているので、車で行かれる事をおすすめします。バスで行かれる際はJR筑肥線「筑前前原駅」から昭和バスが出ていますので、「船越」行きに乗車し、終点の「船越」で下車します。
バス停から徒歩でおよそ5分ほどで牡蠣小屋に到着しますよ!(2時間に約1本と本数が限られているので、時間の調整にお気を付けください)
コロナ対策もしっかりととられた牡蠣小屋で福岡の冬を愉しんでくださいね♪
この記事へのコメントはありません。