福岡県筑後市にある水田天満宮の末社である恋木神社。境内には無数のハートであふれ、まるで物語のなかに飛び込んだかのような気分になれる空間が人気で恋する福岡女子のトレンドスポットなんですよ!今回は恋愛成就を願う女子たちの聖地、恋木神社をご紹介します。
恋木(こいのき)神社は水田天満宮設立当初である1226年から鎮座しており、恋命(こいのみこと)を祀っている全国でも数少ない神社です(恋木神社は1社のみ)。
恋木の”木”は東を意味し、菅原道真公が大宰府で生涯を終えるまで都の天皇・妻子を想う心を御霊魂だけでは慰めようと祀られたと云われているようです。今では「良縁幸福の神様」「恋の神様」として女性をはじめ恋愛成就を願う人々の名所となっています。
水田八幡宮の右手に見えます恋木神社・恋参道の文字。恋木神社の本殿まで伸びる恋参道は、地面にハートの陶器が埋め込まれています。
この陶器は筑後の名陶、水田焼を使用しています。水田焼は太宰府天満宮や水田天満宮の神具用としてはじまり、ハート型の陶板は恋木神社以外の用途では焼かれない非常に希少なものとなっているようです。絵になる参道で結婚式の名所ともなっていますよ。
一列に綺麗に並ぶハートの陶器は一歩ずつ2人の幸せを歩んでくような願いが込められているようで片思いの方はハートの先にいる相手を想って、カップルは2人の未来へ向かって願いを込めながら歩いてみてくださいね。
そんな希少なハート陶器ですが、お守りとして購入することができます。やわらかい色味で陶器の味のある風合いがとっても可愛い!郵送での授与は出来ないので、お土産に買っていかれる方も多いようですよ。
おみくじはその他にも愛され守(初穂料800円)、恋結び木守(初穂料800円)、クリスタルハート守(初穂料800円)などがあり、インターネットやFAXでも購入することができますので、遠方でなかなか足を運ぶ事ができない方は是非そちらも利用されてくださいね。
本殿も赤やピンクでとっても可愛く、御神紋もハート!お賽銭には御縁があるようにと5円、始終(しじゅう)の御縁として45円を入れたりとこだわってみてもよいかと思います。
良縁成就祭(3月3日・11月3日)、恋むすび祭(7月7日)のある2、3、11月と10月にはおみくじの色がピンクに変わるので、是非その時に訪れてみてはいかがでしょうか。
本殿の右手にあります幸福の一位の木。この木は樹齢600年の霊木で、木の周りを左・右・左の順で3回まわり、手を合わせると幸運が訪れると言われています。カップルや夫婦で一緒にまわるとご利益がありそうですね。天気の良い日には光の差した素敵な写真をおさめる事ができますよ!
年に2回の良縁成就祭は、御祭神であります恋命(こいのみこと)様の御縁深き日にあたる3月3日と11月3日に行われます。この日には良縁成就特別祈願や特別にご祈祷された「縁(ゆかり)のいと守り」を受けることができます。
境内では恋木饅頭や生姜湯が無料で配布されたりと多くの参拝客で賑わっています。良縁は恋愛だけでなく、友人や仕事などの人生における様々な縁を結んでくれるもの。大切な方やその方を想って訪れるのもいいかもしれませんね。
恋木神社へのアクセスはJR鹿児島本線・羽犬塚駅から徒歩20分となっております。歩くと結構な距離がありますので、駅からタクシーを利用するか無料駐車場がありますのでお車での参拝をおすすめします。
水田天満宮・恋木神社
福岡県筑後市水田62-1 水田天満宮内
0942-53-8625
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