今や全国的にも有名となった糸島エリア。おしゃれなカフェやショップの他にも、穴場の観光スポットも数多く存在します。今回ご紹介するのは北西端にあります「芥屋の大門」。こちらでは遊覧船に乗って神秘的な洞窟を見学できるんです!
あまり知られていない糸島の穴場としてコアな糸島ファンにひそかに人気となっていますよ♪
芥屋の大門へのアクセス
「芥屋の大門」がありますのは糸島エリアの中でも北西端。福岡の中心部からは車で約1時間の場所にあります。お車でお越しの際は西九州自動車道 前原インターより芥屋方面へ20分。遊覧船乗り場の周辺に無料駐車場が完備されていますのでこちらを利用しましょう。
公共交通機関を利用の際はJR筑肥線「筑前前原駅(北口)」から芥屋線「芥屋バス停」を下車後、徒歩10分ほどで到着します。周辺には民宿やお食事処がたくさん並んでおり、海鮮丼や浜焼きなど海の幸を堪能できるお店が満載です!
先着順に乗船券を購入!
まずは乗船券売り場にて乗船券を購入します。
この日は福岡に梅雨明けが発表された7月中旬。澄み渡った快晴で波も良好。スタッフの方は「今日は最高の乗船日和」とおっしゃっていました。
こちらの芥屋大門遊覧船はその日の天候や波などによって欠航する日もあり、更に海の状態によって洞窟内に入ることができるかが決まります。
平日は朝9:30始発、45分おきに出航しますので10分前には到着し乗船券を購入するようにしましょう。予約は不可となっており先着順でチケットの販売となります。
遊覧船に揺られていざ出発
船内の様子はこんな感じ。
座席にはライフジャケットが完備されており、乗船したらまずライフジャケットを着用します。
出航時は着席しますが、船が出た後は先端に出て水しぶきを浴びながら海を満喫することができますよ。
デッキに出ると結構揺れる…!この揺れもなかなか体験できないので、思いっきり楽しみたい方はデッキに出られる事をおすすめします。
約5分であっという間に到着!
船に揺られること約5分。芥屋の大門が姿を現します。
高さ64mにもなる岸壁は日本三大玄武洞のひとつに指定されており、美しい六角柱状石はお見事!思わず息をのんでしまうほど圧巻です。
大門の前に着くと船はゆっくりと洞窟内へと進みます。洞窟の中は遊覧船の幅ほどしかなく、真横はすぐに岩という狭さ。船長さんの運転技術に脱帽です。
海蝕洞と呼ばれるこちらの洞窟は波浪の侵食によって海食崖に形成されたもの。深成岩を破って噴出した玄武岩柱の集合は海上からしか見ることができず、洞窟の中は美しい海と玄武岩柱でなんとも神秘的。
環境省認定の日本の水浴場88選にも選ばれた海はとても綺麗でデートスポットとしてもおすすめですよ。
10分ほど洞窟内に滞在した後はゆっくりと岩の周りを遊覧し、約25~30分の船の旅は終了となります。
何度も来たくなる魅力的な芥屋の大門
福岡市内から来たという男性は芥屋の大門の魅力にハマり、何度も訪れているそうです。この日は平日の始発便(9:30)の利用で3組ほどの方が乗船されていました。1人で来られる方も多くいらっしゃるのでゆっくりと岩と向き合いたいといった方にもおすすめです!
海沿いのフォトジェニックなカフェやお店に訪れた際は、ちょっと先まで足を延ばして「芥屋の大門」でダイレクトに海を感じてみませんか?
今回は800円とリーズナブルな価格で非日常を満喫できる、糸島の穴場スポット「芥屋の大門 遊覧船」をご紹介しました!
information
芥屋の大門 遊覧船
住所:福岡県糸島市志摩芥屋677
Tel:092-328-2021
※欠航の場合繋がらない事があります
料金
大人(中学生以上) 800円
小人(2歳~小学生) 400円
※幼児(0~1歳)は大人1名につき1名様無料
幼児2名からは小人料金
運行予定時刻
平日
9:30~12:30 45分毎
13:30~16:15 45分毎
土日祝
9:30~12:30 30分毎
13:30~16:30 30分毎
※天候や乗船人数などの当日の状況により変更となる場合があります
※出航10分前より乗船券を先着順にて販売
※海上不良により欠航や運航の変更等が発生する場合があります
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