福岡県八女市星野村は福岡県と大分県の県境に位置していて、清流星野川が流れています。、周囲を山々に囲まれた村には棚田や茶畑などの日本の美しい風景が残っていて、「日本の里100選」にも選ばれています。
そんな福岡でも有数の美しい里、星野村にある「星のふるさと公園」は地域にちなんだ体験学習や、キャンプ、温泉など様々な事を楽しめる施設です。今回は「星のふるさと公園」で体験したい4つの事をご紹介します。
参照:写真AC
九州最大の天体望遠鏡で見る圧巻の星空
「星のふるさと公園」で最も体験したい事は天体観測です。施設内の星の文化館には天体望遠鏡があり、その口径のサイズは九州最大!大きな口径は光を集める能力に優れているので、人の目の約2万倍の集光力があると言われています。
星の文化館にある天体望遠鏡では250万光年先の星も観察する事ができるので、光が弱くて普通の望遠鏡では確認できない小さな星や、はるか遠くにある星雲と呼ばれる天体も確認できます。
昼間も星は輝いているけれど、太陽の明るさで普通は確認ができません。しかしこの望遠鏡なら夜だけでなく昼間でも明るい星を観察できるそうです。スケジュールの都合上夜間の宿泊が出来ない方でも昼間に望遠鏡を利用できるのは嬉しいですね。
八女市ならではのお茶に関わるワークショップ
星のふるさと公園がある八女市は玉露の産地としても有名ですので、施設内ではお茶に関わる様々な体験学習ができます。2021年5月現在実施しているのは、手もみ緑茶づくり、和菓子づくり、手作りほうじ茶の3つの手作り体験と、玉露の試飲、茶室の利用です。
どれもなかなか体験する機会の無い貴重なものですが、中でも手もみ緑茶づくりや手作りほうじ茶の体験は、お茶の産地ならではと言えるでしょう。体験学習を通してお茶に関する知識も増えるので、家に帰ってからも役立つかも!?ワークショップに関する情報はこちらをご確認ください。
星の文化館で一泊して宿泊者限定の天体観測会へ参加しよう
星の文化館には宿泊できるプチホテルがあります。家族向けの大部屋から、一人旅向けのちょっと変わったキャビン風のカプセルルームまで、お部屋のバリエーションが豊富。
宿泊して家族や恋人と星野村の美しい星空を眺めるのもロマンチックですが、せっかく一泊するなら、宿泊者限定の天体観測会へ参加していただきたいです。星にまつわる解説を聞きながら星空を見る事で、理解も深まり旅が終わってからも星空を見上げるのが楽しくなりそうです。
宿泊者限定のデジタルプラネタリウム上映もあり、天体観測会と併せて全て宿泊プランに無料でついてきますので、お得感もありますよ。
八女茶にまつわる料理を食べ尽くそう!
星のふるさと公園ではキャンプやバーベキューを楽しむ事ができるのですが、せっかくなのでご当地ならではのグルメも味わいたいですよね。星のふるさと公園の中で八女茶にまつわる料理を食べられるのは、八女茶寮と星の文化館の2か所。
茶そばやかき氷、お茶のお団子にお茶を使ったサラダなど、珍しいメニューも豊富です。中でも人気なのは茶そばを使ったざるそば。ツルッとしたのど越しの中に芳しいお茶の風味を感じられる事ができます。星の文化館ではお茶や星にちなんだお菓子のお土産も購入可能です。
星のふるさと公園で、空が近く感じる1日を過ごしてみませんか?
今回は星のふるさと公園で体験したい4つの事をご紹介しました。星空観賞が一番の目玉ではありますが、グルメに体験講座、そして今回ご紹介は出来ていませんが川沿いの美しい景色や、キャンプに温泉などたくさんのアクティビティを楽しむ事ができます。
普段の生活でのんびり星を眺める機会は少なく、都会では満点の星空を見られる方は少ないでしょう。星のふるさと公園でのんびりと星を眺めながらホッと一息つける1日を過ごしてみてはいかがでしょうか。
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