福岡市から車で行ける離島「志賀島(しかのしま)」は、歴史的観光スポットや絶景ポイントなどたくさんの見どころがある島です。島内を散策すると、なんだか神秘的でスピリチュアルな雰囲気を感じ取る事ができる魅力があります。
今回は「志賀島(しかのしま)」の見どころをご紹介しながら、その魅力について探っていきたいと思います。
「志賀島」ってどんなところ?
博多湾に浮かぶ志賀島は、福岡市の北西部に位置していて、本土と陸続きになっている陸繋島です。漢委奴国王の金印が発見された場所として有名なのですが、それだけではなく島内の至る所に万葉歌碑が点在していたり、君が代のルーツとなった神社があったりします。
ダイビングやサーフィンができるポイントもあるので、シーズンになると多くの人がマリンアクティビティを楽しむ姿も目にする事でしょう。島内一周で11㎞の小さい島なので、ドライブやサイクリングなど気軽に楽しめます。週末のショートトリップ先として福岡県民にも人気のスポットです。
参照:写真AC
歴史を巡るスピリチュアルな島内散策ができる
志賀島の見どころの一つ目は、歴史を巡る島内散策ができる点です。島内の「金印公園」には、漢委奴国王の金印のレプリカが展示されていて、志賀島の絶景をバックに金印の神秘的な写真を撮る事ができるでしょう。また、島随一のパワースポットと言われている「志賀海神社」は、海神の総本社なのだとか。
入り口には御潮井(おしおい)というお清め用の砂があるので、身体を清めてから鳥居をくぐりましょう。こちらの神社は国家「君が代」のルーツとなる神社とも言われていて、深い緑に包まれた境内は神秘的な空気に包まれています。その厳かな雰囲気は心が洗われるような感覚になれて、たくさんのパワーを感じられるでしょう。
そして、島内散策をしていると、多くの万葉歌碑を目にする事ができます。この万葉歌碑は島内に10か所あり、それぞれが志賀島に関する内容になっているのだとか。携帯を片手に意味を調べながら、当時の万葉歌を歌った人の事を考えながら巡る旅もまたロマンチックで素敵ですね。
参照:写真AC
ダイビングやサーフスポットなど、海を楽しむスポットもあり
志賀島は福岡有数のダイビングポイントとして人気があります。透明度はそこまで高くないものの、色とりどりの可愛らしいウミウシは様々な種類が生息しています。夏には群れを成して泳ぐアジやカマスも見る事ができます。
福岡市内のダイビングショップでは送迎付きのツアーもあるので、初心者でも気軽にトライできますよ。島内のビーチは玄界灘の潮風に吹かれて、年中波が少々高め。夏は海水浴で盛り上がるビーチも、オフシーズンは多くのサーファーたちが波を求めて集まります。
サーファーではない方も、気持ち良い風を浴びながらビーチ沿いをお散歩してみてはいかがでしょうか。
離島ならではの絶景も必見!
海沿いの風景やアクティビティ、そして歴史スポット巡りなど見どころがたくさんある志賀島。島の中心部の潮見展望台からは、島全体と海の中道そして福岡市街まで一望できる360℃のパノラマビューが楽しめます。この展望台は夜間も利用できるので、夕日や夜景を楽しむのもロマンチックで素敵です。
展望台までは車で楽にアクセスができるので、志賀島を訪れた際は是非その絶景を拝みに行ってみてくださいね。
日本の歴史と自然の美しさを堪能できる「志賀島」へ行ってみよう!
「志賀島」は、日本の歴史に深く紐づいたスポットを巡る事ができ、海や山などの自然も共に満喫できる事がわかりました。歴史に詳しくなくてもきっと感じ取る事ができる厳かで神秘的な空気感や、サーフィンやダイビングが出来なくてもただ見ているだけで癒されるビーチの風景が、訪れる人々を魅了するのでしょう。
福岡市から車で気軽にアクセスができるので、興味のある方は次の週末に訪れてみてはいかがでしょうか。
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