ちょっと遠くまでおでかけをする際はその日の天候も気になりますよね。せっかく準備をしたのに、雨が降ったりすると気分も少し落ち込んでしまいそう。今回ご紹介する「マリンワールド海の中道」は、雨の日でも大丈夫な、全天候型の水族館です。
この記事では、マリンワールド海の中道について見どころを詳しくご紹介していきます。
マリンワールド海の中道はどんなところ?
マリンワールド海の中道は、福岡市東区にある水族館で、正式名称は「海の中道海浜公園海洋生体科学館」と言います。2017年にリニューアルオープンしたばかりの水族館で、その近代的な外観も非常に印象的です。
リニューアルオープンを機に、その展示方法も独自のスタイルを取り入れ、海の生き物を比較的近い距離感で観察する事ができるのが特徴のひとつです。以下ではマリンワールド海の中道で特にご紹介したい4つの見どころをご説明していきます。
九州の海をテーマにした大水槽で身近な海を学ぼう
水族館で欠かせないのが、様々な生き物を一度に見られる大水槽です。マリンワールド海の中道にも、大きな水槽があり、サメやエイを始めとする様々な海の生き物を観察する事ができます。
この大水槽は九州の海をテーマにしており、展示されている魚たちも、実際に九州の海で泳いでいる魚たちが中心です。中でも注目したいのは、迫力満点のたくさんのサメたちと、群れを成して泳ぐイワシたちです。
大きなサメが自分に向かって泳いでくるように見えるのは、奥行きのある水槽を持つマリンワールド海の中道ならではです。また、まるでダンスをしているかのように形を変えながら泳ぐイワシの群れも迫力満点で息を呑む美しさとなっています。
子供達も大興奮!マリンワールド海の中道でできる「体験メニュー」
お子様連れの方は是非、ここでしかできない体験メニューにトライしてみてください。施設内「かいじゅうアイランド」では、アシカやアザラシへの餌やり体験ができます。
普段はショーで飼育員さんが行っているイメージの強い餌やりを、自らの手で体験できるのは、他の水族館ではあまりない珍しいメニューと言えるでしょう。アザラシたちにあげられる餌の数は1日200皿限定と決められているので、午前中など早めの時間に訪れるのがおすすめ!
また、土日祝限定でバックヤードツアーも実施しています。飼育員さんの案内のもと、正面からではない別の角度から魚たちを見る事ができるので、色々な水族館を訪れた事のある人にとっても新鮮な経験となるでしょう。
※2021年4月現在はコロナウイルス感染防止対策の一環で一時休止中
近日公開予定のアザラシの赤ちゃん「サツキ」は見逃せない!
マリンワールド海の中道では2021年4月17日にゴマフアザラシの「サツキ」が誕生しました。まだ一般公開はされていませんが、赤ちゃんとお母さんの体調などが整い次第、近いうちに一般公開される予定です。通常はなかなかお目にかかれないゴマフアザラシの赤ちゃんは、是非見ておきたいですね!
食事はイルカの見えるレストラン「Railly(レイリー)」で
マリンワールド海の中道で食事をするなら、「Railly(レイリー)」がおすすめ。こちらでは西鉄グランドホテルの料理長監修のお料理を、イルカを見ながら食べる事ができます。ショーの時間帯に合わせて訪れれば、イルカショーとは違った角度からイルカたちを眺める事ができます。
お料理も水族館らしく、サメのフライがトッピングされたカレーライスなどがあります。
マリンワールド海の中道の魅力は海の生き物との距離感にあり!
今回はマリンワールド海の中道の見どころについて詳しくご紹介しました。他にも、可愛いペンギンたちのショーや、間近でラッコが見られる水槽など見どころがたくさんありますが、一貫して言えるのは、海の生き物との距離感が近いということ。
図鑑やテレビではきっとわからない海の生き物たちの生態を、マリンワールド海の中道で観察してみてはいかがでしょうか。
この記事へのコメントはありません。